私が最初に印鑑を作ったのは、占いがきっかけでした。

家族の事で悩んでいた頃、商店街の一角に中年の女性が占いの出店を出していました。

その女性は私が通りかかると「こういう事で悩んでいるでしょ？」とずばり言い当て、その後「よい印鑑によって運勢は開けますよ」と言われ、あまりにも当たっていたのと気持ちが弱っていた事もあって売りつけられるとか怪しいとかは何も感じず、言われるままに実印、銀行員、認印と3本セットの印鑑を初めて作ることにしました。

印鑑の素材も、誕生日や名前によって相性があるようで私の場合は黒水牛が良いとのことでした。

印鑑が出来上がってみると非常に立派なもので、その占いの方は大手の印章会社の方でした。

彼女はその後もいろいろな事で気さくに相談に乗ってくれ、高額な料金を取るわけでもなく、ものすごく四柱推命を勉強されていた方だったので、随分的確なアドバイスをしていただきました。

今考えると、印鑑を勧められた時によく不信感を持って断ったりしなかったと冷や汗ものですが、運の良い出会いだったとその印鑑を20年来重宝しています。

銀行印　サイズ

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